
あなたは「北谷陸上競技場を利用したいけれど、詳しい情報がわからない」と思ったことはありませんか?結論、北谷陸上競技場は沖縄県内でも有数の充実した設備を誇る陸上競技場です。この記事を読むことで利用料金、予約方法、アクセス方法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
1.北谷陸上競技場の基本情報と概要
北谷陸上競技場(Agreフィールド北谷)とは
北谷陸上競技場は正式名称を「Agreフィールド北谷」といい、沖縄県中頭郡北谷町の北谷町運動公園内にある陸上競技場です。
この施設は一般財団法人北谷地域振興センターが北谷町から委託を受けて管理運営を行っており、地域住民から観光客まで幅広い層が利用できる公共スポーツ施設として親しまれています。
施設は全天候型のウレタン舗装が施されており、雨天時でも安全にトレーニングや競技を行うことができます。
また、沖縄の美しい青空の下で競技に取り組める開放的な環境も大きな魅力のひとつとなっています。
施設の規模と収容人数
北谷陸上競技場の総面積は31,631㎡で、そのうちグラウンド面積は21,113㎡という広大な敷地を誇ります。
収容人数は合計14,221人で、内訳はメインスタンドが2,221人、サブスタンド(芝生席)が12,000人となっています。
メインスタンドは3階建ての構造で、1階が900㎡、2階が1,043㎡、3階が95㎡の面積を有しており、観客席からの眺望も良好です。
この規模は沖縄県内の陸上競技場としては最大級であり、大規模な競技大会やイベントの開催も可能です。
日本陸上競技連盟第2種公認の特徴
北谷陸上競技場は日本陸上競技連盟第2種公認の競技場として認定されており、公式記録が認められる高い基準を満たしています。
第2種公認競技場とは、全国レベルの競技大会を開催できる設備と安全基準を備えた施設のことで、沖縄県内でも限られた競技場しか取得していない重要な認定です。
これにより北谷陸上競技場では、県内外から多くのアスリートが訪れ、質の高い競技大会が定期的に開催されています。
公認競技場としての厳格な管理基準により、トラック表面の状態や計測設備も常に最良の状態に保たれています。
設備と利用可能な競技種目
トラックは400m×8レーンの標準的な構成で、短距離から長距離まで幅広い陸上競技に対応しています。
フィールド競技では以下の種目が利用可能です:
• 砲丸投げ
• ハンマー投げ
• 円盤投げ
• やり投げ
• 走幅跳
• 三段跳
• 棒高跳
中央部には天然芝のフィールドが整備されており、サッカーの試合や練習にも使用できます。
さらに3,000m障害用の設備も完備されており、専門的な競技にも対応可能です。
また、屋内練習場も併設されているため、天候に左右されずにトレーニングを継続できる環境が整っています。
2.北谷陸上競技場へのアクセス方法
車でのアクセスと最寄りインターチェンジ
北谷陸上競技場へは沖縄自動車道を利用するのが最も便利で、沖縄南ICから車で約15分、北中城ICから車で約20分の距離にあります。
沖縄南ICからのルートは国道58号線を北上し、北谷町方面へ向かうコースが一般的です。
北中城ICからは県道81号線を経由して西海岸方面へ向かい、美浜エリアを目指すルートがおすすめです。
施設の住所は沖縄県中頭郡北谷町字美浜2で、カーナビゲーションシステムにこの住所を入力すれば確実にたどり着けます。
周辺にはアメリカンビレッジやヒルトン沖縄北谷リゾートなどの有名な観光施設があるため、これらを目印にするとより分かりやすいでしょう。
駐車場の利用案内と料金
北谷陸上競技場には専用の駐車場が完備されており、競技場利用者は無料で利用することができます。
駐車場は競技場に隣接しているため、荷物の搬入や移動にも非常に便利です。
大会やイベント開催時には駐車場が混雑する可能性があるため、早めの到着を心がけることをおすすめします。
なお、周辺には北谷フィッシャリーナ第3公共駐車場(194台収容)などの有料駐車場もあります。
これらの周辺駐車場は24時間営業のものが多く、長時間利用や夜間利用の際には選択肢となります。
公共交通機関でのアクセス方法
公共交通機関を利用する場合は、路線バスが最も現実的な選択肢となります。
那覇市内からは国道58号線を通るバス路線を利用し、北谷町内のバス停で下車後、徒歩で競技場まで向かいます。
最寄りのバス停から競技場までは徒歩約10分程度の距離です。
沖縄本島では公共交通機関が限られているため、複数人での利用や荷物が多い場合は車での移動が推奨されます。
観光で訪れる方は、レンタカーの利用を検討することで、より快適にアクセスできるでしょう。
周辺の目印となる施設
北谷陸上競技場の周辺には多くの有名な施設があり、これらを目印にすると迷わずに到着できます。
最も近い大型施設はアメリカンビレッジで、ここから競技場までは車で約5分の距離です。
また、ヒルトン沖縄北谷リゾート(住所:北谷町字美浜40-1)も近くにあり、高級ホテルの看板が目立つため良い目印となります。
北谷町観光協会やCHATANAVIでも詳しいアクセス情報を提供しているため、事前に確認しておくと安心です。
海岸沿いの美浜エリアは観光地としても人気が高く、競技場利用の前後に観光を楽しむことも可能です。
3.利用料金と予約方法
北谷陸上競技場の利用料金体系
北谷陸上競技場の利用料金は時間区分と利用目的によって詳細に設定されており、透明性の高い料金体系が採用されています。
基本的な時間区分は以下の通りです:
• 9時~13時(午前)
• 13時~17時(午後)
• 9時~17時(終日)
• 時間外利用(1時間単位)
アマチュアスポーツやレクリエーション目的での利用が基本料金となり、入場料を徴収しない場合の町内諸団体なら午前・午後それぞれ2,500円、終日利用で5,000円です。
町外の団体の場合は料金が倍額となり、午前・午後それぞれ5,000円、終日利用で10,000円に設定されています。
町内団体と町外団体の料金差
北谷町内の団体と町外の団体では利用料金に明確な差が設けられており、地域住民の利便性に配慮した料金設定となっています。
町内諸団体の優遇措置により、地域のスポーツ振興と健康増進が図られています。
入場料を徴収する興行やイベントの場合は、町内団体でも午前・午後各10,000円、終日20,000円と高額に設定されています。
町外団体で入場料を徴収する場合は、午前・午後各20,000円、終日40,000円となり、商業利用には相応の負担が求められます。
練習目的での利用については、上記料金の半額が適用されるため、継続的な利用がしやすい配慮がなされています。
予約申請の手続きと注意事項
北谷陸上競技場の利用予約は、競技場の窓口に直接出向いて申請書を記入し、利用料金を支払った時点で確定します。
申請は先着順での受付となっており、利用希望日の1週間前までが申請期限として設定されています。
電話やインターネットでの予約受付は行っていないため、必ず現地での手続きが必要です。
申請時には利用目的、参加人数、連絡先などの詳細情報を正確に記載する必要があります。
また、芝生保護の観点から、サッカー利用には月2回までという制限があるため、定期的な利用を計画している場合は事前にスケジュール調整が重要です。
附帯施設の利用料金詳細
北谷陸上競技場には本施設以外にも会議室、放送施設、トレーニング室、シャワー室などの附帯施設が充実しています。
各施設の料金は以下の通りです:
• 会議室:1室1回につき1,000円(エアコン利用時は1時間500円加算)
• 放送施設:1日1回につき1,000円
• トレーニング室:1人1回につき100円
• シャワー:1人1回につき100円
競技用備品や練習用備品については、本施設利用料金に含まれているため追加料金は発生しません。
ただし、個人で備品を利用する場合は、備品1点につき1日50円の料金が設定されています。
興行やイベント開催時には衛生費として、興行の場合は1時間2,500円、大会の場合は1時間400円が別途必要となります。
4.利用時の注意点と制限事項
休場日と利用時間の制限
北谷陸上競技場の休場日は毎週月曜日と年末年始に設定されており、この期間は施設の利用ができません。
月曜日が祝日の場合の取り扱いについては、事前に施設管理者に確認することをおすすめします。
通常の利用時間は朝9時から夕方17時までとなっており、この時間外の利用については別途時間外料金が必要です。
時間外利用は1時間単位で受け付けており、町内諸団体なら1時間630円、町外団体なら1時間1,250円の追加料金が発生します。
早朝や夜間の利用を希望する場合は、事前に施設側と綿密な打ち合わせを行うことが重要です。
芝生保護のためのサッカー利用制限
北谷陸上競技場では芝生の保護を最優先に考え、サッカー利用には厳格な制限が設けられています。
少年大会については1日4試合まで、一般大会については1日2試合までという上限があります。
さらに、月間での利用回数も2回までと制限されており、継続的な芝生の品質維持が図られています。
トーナメント大会の場合は、準決勝以降のみの使用許可という特別な配慮もなされています。
一般的なサッカーの練習については、フィールド内の他競技利用者との兼ね合いや芝生の養生期間を考慮し、基本的に許可されていません。
陸上競技優先期間について
10月から12月にかけては陸上競技大会が集中する時期であり、この期間は陸上競技の利用が最優先されます。
この期間中はサッカーなどの他競技での利用申請が制限される可能性があるため、事前のスケジュール確認が欠かせません。
秋季は気候が安定しており陸上競技に適した環境となることから、県内外から多くの競技大会が開催されます。
この時期に施設利用を希望する場合は、より早期の予約申請と柔軟なスケジュール調整が求められます。
陸上競技以外での利用を計画している団体は、春季や夏季の利用を中心に検討することが現実的です。
利用者が守るべきルールとマナー
北谷陸上競技場を利用する際は、施設の安全性と品質維持のために定められたルールを厳守する必要があります。
車両のグラウンド内乗り入れは厳格に禁止されており、荷物の搬入搬出は人力で行わなければなりません。
芝生エリアでのスパイクシューズの使用や、指定された区域外での活動は芝生損傷の原因となるため避けなければなりません。
ゴミの持ち帰りや使用後の清掃、備品の適切な取り扱いなど、基本的なマナーの遵守も重要です。
また、他の利用者との共用施設であることを常に意識し、譲り合いの精神で利用することが求められます。
職員からの指示や注意事項については必ず従い、安全で快適な施設環境の維持に協力することが利用者の責務となっています。
まとめ
この記事で紹介した北谷陸上競技場の重要なポイントは以下の通りです:
• 日本陸上競技連盟第2種公認の本格的な競技場で公式記録が認められる
• 収容人数14,221人の県内最大級の規模を誇る陸上競技場
• 沖縄自動車道の各ICから車で15-20分の良好なアクセス環境
• 町内団体と町外団体で明確に区分された合理的な料金体系
• 利用予約は窓口での直接申請が必要で先着順による受付
• 芝生保護のためサッカー利用には月2回までの制限がある
• 10月から12月は陸上競技優先期間として他競技の利用が制限される
• 附帯施設も充実しており会議室やトレーニング室なども利用可能
• 毎週月曜日と年末年始が休場日として設定されている
• 施設利用時は芝生保護や安全管理のルールを厳守する必要がある
北谷陸上競技場は沖縄県内でも屈指の充実した設備を持つスポーツ施設です。適切な手続きとルールの遵守により、質の高いスポーツ環境を活用できるでしょう。ぜひこの情報を参考に、あなたのスポーツ活動やイベント開催に役立ててください。
関連サイト
• 一般財団法人北谷地域振興センター公式サイト
• 北谷町観光協会公式サイト CHATANAVI